
植物原料のさらなる有効活用を可能に〜JST(科学技術振興機構)戦略的創造研究推進事業

JST(科学技術振興機構)戦略的創造研究推進事業において、東京農工大学の梶田真也准教授らは、植物の細胞壁に多量に蓄積するリグニンを、より分解しやすい構造に改変するための新しい技術を開発した。 リグニンは、植物の細胞壁に含まれる複雑な構造をした高分子(芳香族ポリマー)。紙や繊維、飼料などには、植物の細胞壁を原料とした素材が豊富に存在する。植物の細胞壁は一次壁と二次壁に大別されるが、一般に二次壁は一次
この記事は会員限定です。会員の方はログインしてください。会員ではない方は、新規会員登録で続きがお読みいただけます。
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません